Corinzio
古代ギリシャで生まれ、ローマ文化に引き継がれ、ルネサンス期に模範的なスタイルとして再び取り入れられた建築様式「コリント式」。その特徴である、円柱の上部を飾る左右対称の渦巻きモチーフから着想。
ミニマルで主張しすぎない上品なデザインは、コンテンポラリーで洗練された雰囲気を放ちます。
Colonna
ローマのルネッサンス建築の傑作といわれるカンチェッレリア宮殿の回廊の柱装飾などに使われ、現在のイタリアでも建物のドアなどによく見られる「鋲飾り」。
その等間隔に鋲が打たれた特徴的なディテールを、リングに落とし込みました。
凹凸をつけた地金が鋲をイメージした丸いフォルムを際立たせ、シルバー925の多彩な表情や、伝統的なモチーフを敬愛する様々なメッセージを伝えています。
Simmetrica
ルネサンス建築で多用された、エレガントな半円形のアーチとシンメトリーなデザイン、そして立体的な造形。それらが表現していたのは、調和のとれた美しさを重視した時代の美意識。そうした建築物へのオマージュをテーマにしたこのバングルは、アーチを彷彿させるしなやかなシルエットが印象的。
石造りをイメージさせるマットな地金に艶やかなロゴを配置することで陰影を生み出し、立体感あふれる表情をつくり出しています。
Pantheon
フィレンツェのシンボル、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。ルネサンス期に建設されたクーポラの参考となったのが、首都ローマにそびえる古代神殿「パンテオン」。中央にぽっかり空いた丸い天窓と、5層の四角いくぼみが放射状に配された天井装飾が印象的なパンテオンのクーポラ。2000年の時を刻む卓越した意匠が、身につける人の手元をドラマティックに彩ります。
D’amore
永遠の愛を誓う「ラブ・パドロック」。フィレンツェでも、街の象徴であるヴェッキオ橋にたくさんの南京錠がかけられていたといいます。
そんな南京錠をイメージしたネックレスは、ブランドロゴのスターマークがアクセント。あえて華奢なイメージに仕上げることで、ジェンダーレスでつけやすいサイズ感を実現しています。
ルネサンス期まで、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂へ行くための唯一の橋であったというローマのサンタンジェロ橋。17世紀には巡礼者を出迎えるかのような10体の天使像が欄干に据えられ、今も人々の目を楽しませています。
その力強く優美な天使の翼をモチーフにしたリングとバングルは、手作業で彫ったようなあたたかみのあるディテールが魅力。
古き良きものを大切にするイタリア・フィレンツェのメンタリティ。
「イル ビゾンテ ジュエリー」は、創業者ワニー・ディ・フィリッポが長く尊んできた価値観を、
スターリングシルバーに込めて表現した、ブランド初のジュエリー。
フィレンツェ―― それはイル ビゾンテ創業の地、そしてルネサンスが生まれ、花開いた地。
ファーストコレクションは、世紀を超えて受け継がれるこの地の恩恵にインスピレーションを得ながら、
モダンな感性で余分をそぎ落とし、強さとエレガンスを兼ね備えたミニマルなデザインを提案します。